フォトブックは、自分で作成することもできます。しかし、実際にやってみると、写真の選び方やレイアウトの構成などが、意外と難しいことに気付きます。フォトブックの作成で失敗しないためには、以下のコツを押さえておく必要があります。「全体のテーマを決める」。

フォトブックの作成において、最も重要なポイントです。それによって、どのような写真を使えばいいのかということが決まってきます。例えば、家族旅行をテーマにするなら、以下のようなパターンがあります。「楽しい様子を伝えたい」という場合は、風景写真ではなく、人が写っている写真をメインに選びましょう。

「笑顔の写真」「食事中の写真」などがおすすめです。「旅行先の素晴らしさを伝えたい」という場合は、上の例とは逆に風景の写真をメインにするべきです。「子供の成長記録としても使いたい」という場合は、子供の写真をメインにして、両親などと写っている物を時折混ぜるとよいでしょう。次に、レイアウトについて。

本には、目に付きやすい箇所とそうでない箇所があります。メインとなる写真は、目に付きやすい箇所に配置しなければなりません。右開きの作りだと、視線が右上から左下に行くので、「右上」もしくは「左下」に配置するのがベストです。左開きの作りだと、視線が左上から右下に行くので、「左上」もしくは「右下」に配置するべきです。

また、写真に写っている人が横を向いていたりする場合は、本の中央に視線が行くように配置すると、キレイに見えます。